「正しい節約法&お金のため方を身に付けよう!」生方正さん監修
物価の上昇で、お金の悩みは尽きません。そこで「正しい節約法&お金のため方を身に付けよう!」と題した分かりやすい特集記事を生方正さんに監修いただきました。
生方 正(うぶかた・ただし)
高校卒業後に海上自衛隊に入隊。勤務の傍ら各種節約術、投資を行うことで億の資産を築く。「日刊ゲンダイ」への寄稿のほか、「ママスタセレクト」で節約情報を配信中。テレビやラジオにも出演。 写真撮影:藤中一平/イメージコンサルタント:坂井二朗 |
●お金がたまらない「悪い習慣」とは?
下記3つの習慣、いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
1 | 自宅に、ビニール傘が3本以上ある | |
2 | 自動販売機でペットボトル飲料を買う | |
3 | 通わなくなった習い事をそのままにしている |
1.ビニール傘:お金がたまる人は家を出る前に天気予報を確認します。1本500円の出費でも必要ない買い物はしない。
2.自動販売機の飲料:1本150円でも30日で4,500円と割高。マイボトルを活用しましょう。
3.習い事:最初の数回だけ通い、最近は通えていない習い事は面倒くさがらず解約をしましょう。
ひとつでも当てはまった方は、要注意です。
人生を豊かにするためには、月2万円、1年で24万円の貯金をするとよいそうです!
●攻めの「節約」をするには?
3種類のお金の使い方を知ることが大切です。
お金を使うときは「(1)(2)(3)のどれに当てはまるか」「この支出から何が得られるか」を考えましょう!
(1)消費
家賃や食費、携帯電話料金、交通費など、生活に必要な支出 |
(2)浪費
洋服などの衝動買い、何となく買うスイーツ、無意味な飲み会などの失費 |
(3)投資
資格取得の費用、健康のためのジム通いなど、将来に役立つ出費 |
一般的には「消費7:浪費1:投資2」の比率が最適で、投資の比率を高めると余裕が生まれます。
そして、将来利益をもたらしてくれるモノ、コトに支出するようにします。
(1)知識への投資
・成功者の考え方を学べる書籍を20~30冊読む
|
|
(2)時間を生むモノへの投資
・新幹線やタクシーを利用して移動時間を短縮する |
|
(3)経験への投資
・共通の話題や面白い経験談があると広い人間関係を築ける |
●ムダを減らしてお金と時間を節約
「使っていないもの」=「ムダ遣い」と知ろう!
不用品を処分して部屋を徹底的に整理しましょう。ムダなモノを増やすことに抵抗感が生まれ、ムダ遣いをしなくなります!
1世帯あたりの不用品を処分すると28万円になるといわれています。
▼部屋にこんなモノはない?
□ 数年前に買って1回も着ていない服
□ 引き出しにしまったままの装飾品
□ 部屋の隅に積み上げられたままの本やDVD
「時間」という資産を自分のために投資しよう!
ムダな時間を減らし、増えた時間をスキルアップなど人生を充実させることに使いましょう!
人は1日平均30分程度、探し物に時間を使っているといわれています。
▼ムダな時間の減らし方
□ 鍵や財布、スマホは置き場所を決めて探す時間をゼロにする
□ あまり読まないメルマガなどは配信停止にしてメールの量を減らす
いかがでしたでしょうか?
すぐに実践できることばかりで、生活習慣を見直す良い機会になるのではないでしょうか?
もっと詳しく知りたい方は、参考書籍をご覧ください。
参考書籍:
『「金持ち脳」になって自由な人生を手に入れる攻めの節約』 WAVE出版(2021/7/8発売) |
※本記事は、情報誌「ソウェルクラブ2022秋号(福利厚生センター)」の特集記事を抜粋したものです。
・身近な事例がとても分かりやすく、お金の使い方を見直すポイントが明確です
・具体的な数値をあげているので、説得力があります
・過度な引き締めではなく、未来への投資など、楽しみながらお金をためることができます