高齢者への配慮 2008年4月19日

めざましどようび「ココ調」:高齢者向け説明書の理解度が42%から92%に向上

2008年4月フジテレビのめざましどようび「ココ調」コーナーで、ブライトの取り組みが紹介されました。
テーマは「高齢者に分かりやすい説明書とは?」。番組内でサンプルデザインを作成したところ大きな反響がありました。

後期高齢者医療制度

写真:めざましテレビ記念写真

後期高齢者医療制度が始まり、75歳になった方は新しい保険証が交付されることになりました。

ところが、役所に問い合わせや苦情が殺到したそうです。その要因の一つが「説明書の分かりづらさ」とのことで、フジテレビの取材を受け「高齢者に分かりやすい説明書」のテーマで全国放映されました。

分かりやすいポイントは3つ

写真:めざましテレビ収録風景

取材では「高齢者に分かりやすく伝えるポイントはなんですか?」というインタビューを受け、3つのポイントを解説しました。

1.高齢者の目線で伝える。

専門用語を並べ立てるのではなく、できるだけ日常で使っている言葉で伝えます。

×後期高齢者医療制度被保険者証が発行されます。

◯新しい保険証が届きます。

2.伝えたいポイントは1ページに3つまで

行政にとって必要な情報を長々と伝えるのではなく、高齢者が知りたい情報を優先します。

3.連絡先を大きく表示する

取材を担当したディレクターや、番組に出演したアナウンサーも「なるほど、さすがプロですね」と感心しきりでした。

改善デザイン

サンプル画像:従来のパンフレットと改善後のパンフレット

ここがUD

行政が作った説明書の理解度が42%だったのに対し、ブライトの改善デザインでは92%に向上。