子どもの交通事故件数が最も多い5~7月、春の交通安全運動をスタート
年度始まりのこの季節、「交通安全」と書かれたテントが大きな道路に立てられた様子や、交通安全啓発のポスターが掲示されているのを見たことはないでしょうか。
それは『春の全国交通安全運動』によるもの。今年は4月6日(金)から4月15日(日)までが春の全国交通安全運動の期間です。
春の交通安全運動って?
テントや「交通安全運動」と書かれたのぼりや弾幕に見覚えのある方も多いのではないでしょうか
交通安全運動は、内閣府や警察庁、交通安全協会などが連携して”交通事故防止の徹底を図ること”を目的とした運動です。春と秋、年に2回行われています。
なぜ春に行っているの?
1年を通して交通事故が多いのは”秋から冬にかけて”。日が沈みやすいこの時期が最も事故が起こりやすいです。ではなぜ、この春の時期に交通安全運動を行っているのでしょうか。その答えのひとつとして、”子どもの交通事故件数”が挙げられます。
自治体の掲示板では、交通事故を減らすための重点項目をまとめたチラシが掲示されています
実は、交通弱者の代表である子どもの交通事故件数は春から初夏(5~7月)が最も多い、という統計データが出ています。さらにはITARDA(交通事故総合分析センター)発行の「交通事故分析レポート」によると”歩行中死傷者数は全年齢中、7歳がもっとも多い”とのこと。
http://www.itarda.or.jp/itardainfomation/info116.pdf
7歳児…そう、小学校に入る年齢です。
<この時期の交通事故が多い理由>
1.小学校に入学する児童や自転車で通学する生徒が増える
2.運転免許を取得したばかりのドライバーが増加し、事故の危険性が高まる
もちろん小学生を守るためだけが『春の交通安全運動』の目的ではありませんが、この数字を改めて意識し日頃の交通安全を心がけていきたいですね。4月10日(火)は『交通事故死ゼロを目指す日』です!
ブライトでは交通安全の意識が高まるよう、本文で掲載したチラシを制作しました。各項目のあたまを揃えるなどし、多くの方に読みやすい工夫をしております。
慣れに頼りがちな交通ルール、この機会に改めて交通安全の意識を高めていきましょう。