「盲導犬マーク」「うさぎマーク」「ほじょ犬マーク」いくつ知っていますか?
2018年は戌年。古代ギリシアでは壷に飼い犬が描かれているなど、人間と共に生きてきた犬は今でも多くのシーンで活躍しています。今回はユニバーサルデザインで活躍する犬たちを街中で見かけるマークとともに紹介します。
盲導犬マーク・うさぎマーク
まずは盲導犬が正面を向いたマーク。右のうさぎマークと共にあるものに貼られているのですが、ご存知でしょうか?
ヒント:盲導犬は目の代わりに、うさぎは耳がいい動物ですね…
正解は、おもちゃです!
一般社団法人日本玩具協会が認定している「共遊玩具(きょうゆうがんぐ)」。目や耳が不自由な子どもでも一緒に遊べるおもちゃを指し、タカラトミーなどが毎年多くの共遊玩具を作っています。
目の不自由な子どもには、触った感覚や音などの手がかりを工夫し、耳の不自由な子どもには、音と同時に光、振動、動き、絵や文字などの要素で補完するなど工夫されています。
目や耳の不自由な子どもたちも一緒に遊べる「ユニバーサルデザインのおもちゃ」UDレポートもご参照ください。
ほじょ犬マーク
次は、よく施設のドアなどで貼られているのを見かけるこの「ほじょ犬マーク」。“盲導犬“という言葉のほうが馴染みがあるかもしれませんが、補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬の総称です。
●盲導犬:視覚障害のある人が街を安全に歩けるようサポートします。
●介助犬:肢体不自由のある人の日常生活の動作全般をサポートします。
●聴導犬:聴覚障害のある人に必要な音を知らせ、音源まで誘導します。
ブライトもがんばりますワン!
ブライトも、今年の干支の犬のように頼れる存在となるよう頑張ります。
今年もよろしくお願いいたします。
目や耳が不自由な子どもでも、楽しく遊べるおもちゃに付けられる「盲導犬マーク」「うさぎマーク」。
お店の入り口にステッカーが貼ってある「ほじょ犬マーク」。より多くの人に知ってもらうためのUDの取り組みです。