SDGsの取り組み 2021年3月12日

SDGs の⽬標達成に向けた取り組みが期待できる企業として「ノハム認証」を取得

2021年2⽉、ブライトのSDGsの取り組みについて、⼀般社団法⼈⽇本ノハム協会の監査を受け、その結果、SDGs の⽬標達成に向けた取り組みが期待できると判断されました。

 

ブライトの企業理念は「三方良し」。情報のユニバーサルデザインを通じて、お客さま、高齢者・障害者を含む情報を受け取る人、そして私たちが輝きあい、安全安心な暮らしに貢献することを目指しています。

この「三方良し」を持続可能なものにするため、第三者認証である「ノハム認証」を取得しました。認定証はPDFで閲覧可能です。

 

目標1:⾼齢者・障害者との協働による情報のユニバーサルデザインの推進

ゴール1 SDGsアイコン3すべての人に健康と福祉を SDGsアイコン10人や国の不平等をなくそう SDGsアイコン11住み続けられるまちづくりを
取り組み1-1

高齢者や障害者との協働制作

印刷物、Web、動画などの制作⼯程で⾼齢者・障害者モニター調査を実施。情報弱者と言われる高齢者や障害者からの貴重な意見を参考に、分かりやすい情報ツールを制作。

画像:高齢者モニタリングの様子

・2020年3月:「冊子人生100年時代 始めようお金の準備」全国銀行協会
・2020年2月:パラアスリート向け「アンチ・ドーピング教材」日本アンチ・ドーピング機構

取り組み1-2 障害者や外国人向けの情報ツールを提供

視覚障害者向けの点字や⾳声コード、聴覚障害者向けの⼿話付き動画、知的障害者や外国⼈向けのコミュニケーション⽀援ツールなど、伝わりやすい情報ツールを提供。

写真:点字付きカレンダー

・2020年12月:「点字付きカレンダー」視覚障害者支援総合センター
・2020年10月:外国人に分かりやすい「ステップ車転落防止ポスター」成田国際空港

取り組み1-3 健康増進のためのコンテンツ制作

福祉業界向けの福利厚生や健康増進のためのコンテンツを多く開発・提供。

・2020年7月:「新型コロナウイルス感染症対応マニュアル」全国社交飲食業生活衛生同業組合連合会
・2020年7月:「結核予防パンフレット・ポスター」結核予防会
※ブライトでは、結核予防会『複十字シール募金』へ毎年寄付しています。

取り組み1-4 障害者・高齢者の就労支援

写真:工場で働く障害をもった方々

●障害者施設から商材を購入
2019年実績:約300,000円
2020年実績:約900,000円 ※尾道さつき作業所、福祉心話会、小茂根福祉園、他

●障害者・高齢者へのアドバイザー報酬
2019年実績:約200,000円
2020年実績:約150,000円 ※株式会社高齢社、NTT特例子会社、他

 

目標2:環境負荷の少ない資材を導⼊、環境と社会課題を解決するコンテンツを啓発

ゴール2 SDGsアイコン1貧困をなくそう SDGsアイコン12つくる責任 つかう責任 SDGsアイコン15陸の豊かさも守ろう
取り組み2-1 フェアトレード製品「バナナペーパー」

フェアトレード製品「バナナペーパー」を調達、売り上げの⼀部は途上国の貧困問題や⼥性の⾃⽴⽀援、⼦どもの就学などの社会課題解決につながっている。

写真:ノートのズームアップ

・2020年12月:「SDGs推進用オリジナルノート」ブライト
・2020年バナナペーパーの購⼊費用:約300,000円
※寄付先:ワンプラネット・ペーパー

取り組み2-2 環境問題やユニバーサルデザインの意識を高めるための普及啓発

プラスチックの代替品「ライメックス」、適正に管理された森林からできた「FSC認証紙」、リサイクルできる「紙製リング」など、新素材を多く導⼊。環境問題の意識を⾼めるため「UDレポート」により、社内外に広く啓発を⾏う。

ロゴ:FSC認証紙

・バナナペーパーノートを既存客約350社へ配布し周知
・2020年UDレポート18回更新

 

目標3:ダイバシティやPDCAによる労働環境の整備、⾃⼰成⻑や働きがいを⽬指す福利厚⽣

ゴール3 SDGsアイコン4質の高い教育をみんなに SDGsアイコン8働きがいも経済成長も
取り組み3-1

高齢者や障害者への差別解消のために資格を取得

必要な知識の習得を⼈事制度に組み込むなどが評価され、平成30年度東京都「⼼のバリアフリー」の好事例企業に選定。
心のバリアフリー好事例企業

ユニバーサルデザインに関する様々な資格の研修費⽤や、検定費⽤を全額会社が負担、スタッフの⾃⼰成⻑や顧客満⾜度を⾼めるための⽀援も⾏っている。

●社内におけるUD の有資格者率(2020年12月現在)

・ユニバーサルマナー検定:83%(⽇本ユニバーサルマナー協会)
・ユニバーサルデザインコーディネーター検定:67%(実利⽤者研究機構)
・MUD 教育検定:50%(メディア・ユニバーサル・デザイン協会)
・UD検定:33%(国際ユニヴァーサルデザイン協議会)

取り組み3-2 安全で楽しく働ける労働環境を整備

コロナ対策ガイドラインに沿ったテレワーク、就業規則によるハラスメントの防⽌など安全で楽しく働ける労働環境を整備。10段階のキャリアプラン「能⼒給」を明確化し、毎⽇2回、毎⽉1回、年2回のPDCA会議で相互成⻑を⽀援。

・2020年12月現在、平均勤続年数は約9年、直近5年間の離職率は0%
・有給取得率は2019年が53%、2020年は28%
・残業時間は2019 年が月平均約5時間、2020年は月平均約3時間

 

ここがUD

一般社団法人日本ノハム協会は、SDGs 取り組み企業や組織とのパートナーシップを築き、同時に多くの中小企業や個人がSDGs を知るきっかけとなるための普及・支援活動を行っています。