障害について知る 2018年9月22日

日本の障害者430万人のうち53%がインターネット利用、御社のWEBサイトは…。

「ウェブアクセシビリティ」に適していますか?2018年9月21日(金)、第2回UDセミナーに参加してきました。

■「ウェブアクセシビリティ」ってなに?

例えば弱視の方、難聴の方、手足等が不自由な方、高齢者の方、傷病者の方、外国人の方が、

身体の状態に関わらずWEBサイトを利用してニュースを読んだり、宿泊予約ができたりすることです。

イラスト:スマホ、パソコン

■「ウェブアクセシビリティ」に対応する意義とは?

障がい者の方は国内に約430万人おり、そのうち53%の約228万人が、

インターネットを利用していると言われています。

また、2016年4月に施行された障害者差別解消法では、「障害者による、

円滑な情報取得・利用・発信のための情報アクセシビリティの向上」が掲げられたり、

総務省は公共機関に対して、ウェブアクセシビリティ対応に関する普及が呼びかけられる等、

ウェブアクセシビリティ対応へのニーズが高まっています。

 

写真:登壇している講師

 

■「ウェブアクセシビリティ」の身近な問題・事例

2011年3月11日、東日本大震災により福島第一原子力発電所事故が発生しました。

UDセミナーの講師、伊敷さんのご友人Aさんは全盲の方で、当時をこう振り返ります。

「計画停電・放射線量資料がWEB上で『アクセシブル』でないため、情報を入手できなかった」

「情報を入手できず、日常生活において恐怖・不安を覚えた」

もしあなたがAさんの場合、どんな気持ちになりますか?

 

イラスト:男女が困っている

■「ウェブアクセシビリティ、何から始めればいいの?」

ウェブアクセシビリティの、具体例を挙げてみましょう。

◇画像が貼り付けられているだけでは、弱視の方にとって「何の画像なのか」理解できない

◇文字が小さかったり、文字色と背景色とのコントラストが低いと文字を判読できない

ここで抜き打ちウェブアクセシビリティチェック!!↓5つのチェックをご覧ください。

 

表:ウェブサイトのユニバーサルデザインチェックの質問項目5つ

■「ウェブアクセシビリティ」のこれから

抜き打ちチェック、いかがでしたでしょうか?

抜き打ちチェックの詳細は、右記リンクをご参照ください → http://bright3.jp/udcheck/

ウェブアクセシビリティ対応は公共機関のほか、病院・学校・民間企業等も求められます。

様々な利用者が、必要な情報にたどり着くためのウェブアクセシビリティ対応は、不可欠です。

あなたの情報をWEBサイトで探している方々が、きっといるはずです。

 

ブライトではウェブアクセシビリティ対応に関する、お問い合わせ・ご相談を随時承ります。

みなさまからのご連絡、お待ちしております♪

ここがUD

◆ウェブアクセシビリティ対応は、障がい者の方をはじめ、情報を行き届かせることに繋がる!
◆ウェブアクセシビリティ対応は、公共機関のほか、病院・学校・民間企業にも求められている!