障害について知る 2018年11月1日

障害者が困っていても「どうしたら良いかわからない」人が4割、東京都「心のバリアフリー」サポート企業に申請

東京都では、心のバリアフリーに対する意識啓発等に取り組む企業を「心のバリアフリー」サポート企業として募集しています。ブライトでは好事例企業を目指し、申請しました。

●心のバリアフリーとは?

募集パンフレット

より多くの人が平等に社会参加できる社会や環境について考え、必要な行動を続けることです。具体的に実践するためには3つのステップがあります。

ステップ1:社会のバリアに気付く
ステップ2:コミュニケーションを図る
ステップ3:適切に配慮する

詳しくは、「心のバリアフリー」の実践に向けたハンドブックをご参照ください。

●ブライトで行っていることは?

ステップ1:社会のバリアに気付く

写真:ステージで講演する村崎太郎氏

従業員教育の一環として、ユニバーサルデザイン検定受験を義務付け、障害者、高齢者、乳幼児を連れた方、外国人等へのサポート方法を習得しています。また、行政イベントに参加し、バリアフリーに関する気づきや障害当事者からの要望を全社員で共有しています。

ステップ2:コミュニケーションを図る

写真:弱視の方とのコミュニケーション

ブライトでは創業以来、業界に先駆けて「高齢者・障害者との協働体制」を確立してきました。
写真:高齢者とのコミュニケーション
ご高齢の方と一緒に働く際は、大きな声でゆっくり説明する。視覚障害の方と一緒に働く際は、説明資料を事前に音声データで提供する。など相手の立場を尊重し、互いに配慮しながら協働で作業しています。

ステップ3:適切に配慮する

写真:障害者配慮ツール(筆談ボード、白黒反転メモ、拡大鏡など)

障害をお持ちの方と円滑にコミュニケーションを図るため、筆談ボード、拡大鏡、白黒反転メモ帳などを会社窓口に設置しています。

また、ブライト会社案内は多言語(英語、中国語、韓国語)や手話動画での提供を行い、情報バリアフリーを推進しています。

●「心のバリアフリー」サポート企業のメリットは?

1)「心のバリアフリー」サポート企業の登録証が発行され、東京都ホームページで企業名が公表されます。
2)「心のバリアフリー」に関する従業員の意識向上と理解促進につながります。
3)さらに「心のバリアフリー」好事例企業に選ばれると、企業の社会的認知度が高まり、顧客や従業員の確保・定着が期待されます。

※サポート企業の申請は、2019年2月28日(木曜日)までです。

ここがUD

東京都の調査結果からは、まちの中で手助けが必要な場面に気付いてはいるものの、行動を起こさない人が4割り程度いることが分かりました。
ブライトでは理解を行動につなげるための「心のバリアフリー」を推進していきます!