お知らせ 2023年8月24日

24時間テレビドラマ『虹色のチョーク』のモデル、日本理化学工業ってどんな会社?

8月26日(土)の21時頃放送される24時間テレビ46スペシャルドラマ『虹色のチョーク』。24時間テレビのメインパーソナリティーである、なにわ男子の道枝駿佑さんが主演を務めることでも話題になっています。

 

日本でいちばん大切にしたい会社、日本理化学工業株式会社とは

ドラマのサブタイトルは「知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」。実はこの”町工場”にはモデルとなっている会社があります。

その会社は、神奈川県川崎市に本社を構える日本理化学工業株式会社。
ベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』 やテレビ東京系列『カンブリア宮殿』で取り上げられたこともあり、ご存知の方もいるかもしれません。

今回のドラマは、当社の実話が元となった小松成美氏の著書「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」(幻冬舎文庫)を原作としています。

 

●日本理化学工業株式会社
https://www.rikagaku.co.jp/index.php

 

コンテナショップの前で記念写真

本社敷地内の、北海道美唄市の魅力を伝える”コンテナショップ”の様子。左端が日本理化学工業の大山社長。ちなみに右端は弊社社長


弊社とは創業以来お仕事でご一緒させていただいており、今回の24時間テレビでのドラマ化はとても嬉しい知らせでした!


試行錯誤の歴史はドラマの見どころ?

この会社の大きな特徴として、社員のうちおよそ7割が知的障害者、というユニークな社内体制が挙げられます。


一体どのように運営されているのでしょうか?このとても興味深い社内体制は、製造ラインを知的障害者のみで稼働できるよう、トライアルアンドエラーを繰り返し、工程にさまざまな工夫を凝らすことで成立しています。きっとこのあたりの話はドラマで描かれるところだと思いますのでお楽しみに!(おそらくですが)

実は日本のチョークの70%を製造

もちろん商品自体のクオリティも折り紙つき。じつは日本理化学工業、日本のチョークのシェア約70%を占めているチョーク製造販売会社。経営面でも福祉面でも注目されている会社なんです。

 

写真:窓に五輪のマークをらくがきした孫

写真は、2021年に東京ドームシティで開催された「らくがき観覧車」の様子。キットパスはガラスにも描いたり消したりできるチョーク。ブライトでもよく活用しています


近年はおしゃれな雑貨も手がけているので、日本で生活していれば誰でも、学校や雑貨屋などで一度は触れたことがあるはず。キットパスなど日本理化学工業の商品はECサイトから購入できるのでそちらもよければご覧ください。

●日本理化学工業オンラインショップ
https://rikagaku.shop/

商品「スクールシリーズ」の写真。小さな黒板と黒板消し、チョークがセットになっています

小さな黒板のセット、「スクールシリーズ」も大人気です

 

窓にかける魔法のチョークを開発した町工場の奇跡の物語。24時間テレビ46スペシャルドラマ『虹色のチョーク』は8月26日(土)の21時頃、日本テレビ系列にて放送されますのでぜひご覧ください!

 

執筆者:南條 投稿者:南條 岳
株式会社ブライト 企画課課長 ユニバーサルデザインコーディネーター
埼玉に生まれ、東京、大阪、福岡、京都、神奈川などで幼少期を過ごす。子ども写真スタジオでのカメラマンを経て2012年ブライトへ入社。外部でライター、イラストレーターとしても活動し、「わかりやすい編集」を得意とする。『高校生クイズ』が好き。
ここがUD

・日本理化学工業は、社員の知的障害者が7割を占めている
・知的障害者のみで稼働できるよう、工程にさまざまな工夫を凝らしている
・ダストレスチョークはホタテの貝殻から作られ、環境面でも配慮されている