障害について知る 2019年11月20日

ヒューマンライツ・フェスタ東京2019「心のバリアフリー好事例企業報告会」

ヒューマンライツ・フェスタ東京2019が『オリンピック・パラリンピックと人権』をメインテーマにして開催されました。

 

■2020を前に、一人ひとりが考えること

ヒューマンライツフェスタ2019

 

ブラインドサッカーの様子

 

上はヒューマンライツ・フェスタ当日の様子です。

 

車椅子に座ったまま着物が着られる体験や、車椅子に乗っている方とコミュニケーションを取りながら段差を乗り越えるアクティビティ、メインテーマに沿ってブラインドサッカーやボルダリングが楽しめるイベントは親子連れも多く賑わっていました。

 

■好事例企業報告会に参加しました

ブライトは催しのひとつ、「心のバリアフリー好事例企業報告会」に好事例企業として参加させていただきました。

 

心のバリアフリー報告会パネル

報告会パネル

 

各企業の報告では、パラアスリートの支援やヒューマンライツに関する研修内容など日々の取り組みを発表。

 

ブライトでは「あ!分かりやすい!」を生み出す会社として成田国際空港さまと制作したヘルプストラップの事例を報告させていただきました。

ブライト発表資料

 

ブライト発表資料

 

個人的には丹青社さんが「体験ではなく、障害のある当事者との対話」を研修として取り入れているという報告が印象的でした。

コミュニケーションを取ることで気付かされることが本当に多い、と日々実感しています。

 

執筆者:南條 投稿者:南條 岳
株式会社ブライト 企画課課長 ユニバーサルデザインコーディネーター。
埼玉に生まれ、東京、大阪、福岡、京都、神奈川などで幼少期を過ごす。子ども写真スタジオでのカメラマンを経て2013年ブライトへ入社。外部でライター、イラストレーターとしても活動し、「わかりやすい編集」を得意とする。『高校生クイズ』が好き。
ここがUD

報告会でも繰り返し強調されていたのが、「2020オリパラはヒューマンライツ(人権)の啓発にとって大きな契機だが、そこを終着点としない」ということ。
”多様性””インクルーシブ”など言葉は浸透されつつありますが、社会が息切れせず活動を続けていくためにブライトでは何ができるか、改めて考えるきっかけになりました。