被災地に植え続けた桜4300本、東北復興支援「さくらプロジェクト3.11」
弊社代表の小川が、2017年4月1~2日、東北復興プロジェクト「さくらプロジェクト3.11」に参加しました。
初日:復興商店街
気仙沼復興商店街の事務局坂本さんより、立ち上げから5年半のお話を伺う。大変な努力の数々。仮設商店街からいよいよ新設商店街に移転、しかし本当の商店街復興はこれから…!
同窓生の印刷会社がすぐ近くで被災したので訪問。津波被害で印刷現場の一階は全壊。4色機をはじめ機材全滅のうえ、仕事喪失・社員解雇など、借金の残る悲惨な状況。その後、生き残るための壮絶な戦いをして、現在地域販促物に絞ってTシャツ工房として経営を継続している。生き抜く力に感動!!!
写真は2階入り口まで浸水した様子
宿泊地の釜石市へ向かう途中、海外沿いの町では殆どが堤防建設で海が臨めない状況。写真は、陸前高田の被災した集合住宅跡で、5階まで津波が襲ったとのこと。
2日目:山田町瑞然寺での植樹
地元の人たちの協力をいただき、異業種交流25周年を記念して25本を植樹した。
この2日間は車で宮城県気仙沼から海外沿いに岩手県宮古まで北上したが、流されてしまった町は高台ができ、区画は出来ているものの建物は所々のみ。シャベルカーやトラックの往来は多いが、人影は少なく活気のある町は殆どない…。震災から6年が過ぎ土木工事から建築工事に移行されているようだが、本当の復興はこれからが本番と感じた。我々が植樹した桜の木の成長と開花を楽しみに、再訪問をみんなで誓った。
この活動で東北の被災地にコツコツと植え続けた桜は4300本を超えています。 今後はあの大震災を忘れ得ぬよう、植えられた桜を守る『桜守支援』を継続していきます。