ユニバーサルデザイン 2014年9月26日

バス、電車、地下鉄、トラムなど移動がしやすいベルリン

2014年9月19日から25日まで、デザイン視察と夏季休暇を兼ねて、ドイツ・ベルリンを旅行しました。歴史的建造物と近代の景観が融合しているとても素敵な街でした。

人にやさしい交通アクセス

ベルリン市内は、バス、電車、地下鉄、トラムなどとっても移動がしやすい街です。早速バスに乗りましたが、時間通りに運行されていて驚き!また、ドアには車椅子もベビーカーもウエルカムのマーク!

写真:バスの乗車口

ウエルカムといえば、「ベルリン・ウエルカムカード」すべての乗り物が乗り放題、観光地や美術館のクーポン付なので、観光ムードも盛り上がっちゃう♪

写真:ベルリン・ウエルカムカード

旅行中、特急電車でドレスデンまで足を延ばすことに。ハッケシャーマルクト駅から乗車。
・・・ん!?あるはずのモノがありません。

写真:ハッケシャーマルクト駅のホーム

そう。改札がないのです!自動券売機で購入して乗り降りするだけ。もちろん車掌さんもいません。信頼関係が築かれているんだなぁ。中央駅での乗り換えの際に構内図を見ると、わお!広いのに、すごくシンプルな構造。番号、色、ピクトで表記され、わかりやすい!

写真:中央駅の構内図

観光名所のドレスデンは、マイセンのタイル壁画、ツヴィンガー宮殿など見所満載でしたが、私のお気に入りは、食堂車でのビール!車窓を楽しみながらの地ビールは、格別でした!

写真:食堂車でのビール

 

エコ先進国

ベルリン市内のあちこちにオーガニックスーパーがありました。

写真:ベルリンのオーガニックスーパー

日本だと、通常価格より高いイメージがありますが、ベルリンでは、オーガニック野菜がむしろ主流。マイバッグは、当たり前のように持参(レジ袋は有料)。食品容器のほとんどがリサイクルで、エコ意識の強さを実感しました。

写真:スーパーに並ぶ色鮮やかなオーガニック野菜

ベルリンやさしいデザインNo.3

ベルリンは、歴史的建造物と近代の景観が融合しているとても素敵な街でした。最後に、私のお気に入りデザインスポット3つをご紹介します。

1.テレビ塔

写真:テレビ塔の外観

ベタですが、そのフォルムは、旧き良き東ドイツのデザイン性を感じます。

2.バウハウス資料館

写真:バウハウス美術館の看板

あまり、ガイドブックには紹介されていませんが、バウハウスの教育が芸術と技術を融合させ、現代デザインの礎となったのです。

3.ゴミ箱

写真:オレンジ色で執事の格好をしたゴミ箱

街のあちこちにゴミ箱が設置されていて、超カワイイ!

休暇中にご協力いただいた、ブライトのみなさんや協力会社のみなさまに、改めて感謝いたします。★ダンケ★

【UD旅行記バックナンバー】

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